妊娠中のトラブル

    不正出血 

    次男の妊娠中は何度も不正出血がありました。

    私は子どもの頃から健康で、上の子達の妊娠時も臨月まで活発に動いていましたが大きなトラブルなく出産できました。長女の妊娠中は長男が4歳で、もうある程度のことが自分でできるようになっていたので体の負担は少なかったように感じます。

    しかし今回は上の子が2人に増え、2歳の娘はかなり手がかかる時期でした。日中は保育園で仕事をして、夕方娘を連れて幼稚園に長男を迎えに行き、帰宅後子ども達と入浴、食事を済ませて夫の帰宅を待つという日々でした。なかなかゆっくり過ごす暇がなかったのですが、疲れたら横になって休んだりお腹が張らないように気をつけてはいました。12月21日には引っ越しも予定していたので、今振り返ると少し忙しい妊娠生活ではあったかなと思います。

    • 最初は妊娠8週ごろ 

    2020年9月4日 夕方仕事から帰宅すると突然大量の出血がありました。夫に帰宅要請をしてしばらく横になっていましたが、ナプキンをしてもすぐに漏れてきてしまうぐらいの出血で止まる気配もなく、夫の帰宅後に産院を受診しました。出血は数日で止まりましたが、つわりもきつく、体は疲れやすく、気持ちの浮き沈みもあったため3週間ほど仕事は休み、日中子ども達が留守の間はなるべく横になって安静にしていました。

    • 2回目は妊娠12週ごろ 

    9月30日 同じく帰宅後の夕方、突然の出血と腹痛

    10月9日 医師から子宮内に大きな血腫ができていると言われました。前回の大量出血が影響したようで、また出血があるかもしれないから通常生活は可能だが仕事はもうしばらく休んで安静にとのことでした。その2週間後の健診では血腫は少しずつ小さくなってきているとのことで安心していました。

    • 3回目は妊娠20週ごろ

    11月28日 しばらく出血もなく落ち着いていましたが、夜に再び大量出血と腹痛があり翌日受診しました。子宮内に残っていた血が全部一気に出てしまったとのこと。特に心配はないが出血が続く間は通院し、日中は家で安静にしているように言われました。胎動もあり赤ちゃんは元気そうでした。

    • 4回目は妊娠22週ごろ

    12月16日 夕方自宅で、トイレ中にトイレの水が真っ赤になるくらい大量の出血がありました。今回はもうだめかもしれない…と思いながら夫と産院に連絡し、夫が帰宅後すぐ受診しました。診察で赤ちゃんの無事を確認できたので安心して一旦帰宅しました。入院したほうがいいのでは…とも思ったのですが、コロナ渦で入院中は夫にも子ども達とも面会は一切できません。そのため入院することを躊躇してしまいました。

    こんなに大量出血していたなんて今思えば変ですよね。。

    もっと早いうちに大きな病院で検査をしてもらえばよかったかもしれません。。

    帰宅してからトイレ以外はずっと横になって過ごしていましたが、数時間たっても相変わらず出血はダラダラと続いていて生理痛のような鈍痛もあり、なんだかいつもとは違う。。もしかしたらこのまま産まれてきてしまうかもしれない。。そんな不安があり夫に相談すると、「上の子もいて引っ越し前で安静にできないだろうし、何かあった時のためにも入院してくれたほうが安心だ」と言ってくれたので、再度産院に連絡し「お腹の張りも強く、出血もまだ止まらない。心配なのでしばらく入院したい」という意思を伝えると快諾してくれ、急いで入院準備をして受診しました

    切迫早産で入院

    妊娠23週1日、切迫早産で入院することとなりました

    トイレと洗面以外はベットで横になって安静に過ごすよう指示があり、常時お腹の張り止めの点滴を流していました。出血がなくなり切迫症状が軽減したら退院可能とのことでした。赤ちゃんの心拍が確認できるモニターをつけるとお腹の張りと痛みに合わせて赤ちゃんの心拍がぐ~っと下がることがありました。モニターは3時間おきに計測しました

    時間外入院でバタバタさせてしまい申し訳なくて、担当してくれた看護師さんに「夜中にすみません…」と伝えたら、その看護師さんは優しく笑って「上の子達がいると絶対安静なんて無理だから入院してよかったと思うよ。上の子達のことは心配だと思うけど、今一番大事なことはママがゆっくり過ごして赤ちゃんがちゃんと予定日に産まれてくるように頑張ること。それがお腹の赤ちゃんを守ることだからね!私にも2人子どもがいて、下の子の妊娠中に切迫早産で長い間入院した経験があるから気持ちがよくわかるよ。入院期間がどれくらいになるか分からないけど、今が頑張り時だからね!赤ちゃんもママも頑張ろうね!」と言ってくださり、今まで溜めていたものがブワッ~と溢れてきて号泣してしまいました。

    あの時の看護師さんに、いつか息子とお礼を言いに行きたいです。

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