母乳外来 その後
入院期間が長くて、だんだん搾乳を怠けたり、食事に気を遣わなくなったりしてしまいましたが、月1回の母乳外来は欠かさず通いました。
「大丈夫、ちゃんと出てるよ!この調子で頑張って!」
この言葉に何度励まされたか…
乳腺炎などの母乳トラブルもなく、母乳が出続けていたのはやっぱり桶谷式母乳外来のおかげかなと思います。
一度、体を温めるつもりで夕食にモツ鍋を食べたら、食後30分後に胸がチクチク痛みだしたので「これはヤバイ!!」と翌日の予約を急いで取り、駆け込みました。笑
何かあった時の駆け込み寺があるということはとても安心でした。
断乳について
息子の退院が見えてきたころ、退院後も母乳育児を続けるのかどうか…しばらく考えていました。
桶谷の先生に断乳の時期について相談したり、病院の低体重児保護者の会の先輩ママさんからオンラインで体験談を聞いて質問もしました。
退院後も母乳をあげたい気持ちはありましたが、沢山悩んだ末、退院前の断乳を決めました。
直接母乳を飲めない&哺乳瓶でも飲めない息子に母乳をあげるためには搾乳を続けて経管栄養で注入するしか方法がなく、さらに呼吸器を常時つけていて目が離せない息子のお世話をしながら搾乳時間をとるのは現実的にも難しいと感じました。
それに、しばらく前からミルクと母乳の混合栄養になっていて、医師からも「体重も増え、体の機能も充分成長してきたし、もう粉ミルクだけでも全く問題ないです」と言われたので、ここまで頑張ったしもういいのかな…と思えるようになりました。
少しの葛藤はありましたが、『母乳・搾乳にこだわり続けるよりも、搾乳をやめたらもっと子ども達とふれあえる時間が増える!』と気持ちを切り替えました。
桶谷の先生には、退院前に断乳の手技をお願いしました。
断乳の手技後は母乳トラブルが起きないように数回通い、最終日には賞状をもらいました。
「ママ、よく頑張りましたね!」
目頭が熱くなりました。
それまでの努力が報われたような気持ちでした。